上海松江区シャ山基地で17日午前9時ごろ、2台のクレーンが重さ約320トンの主反射鏡をゆっくりと台座に設置し、口径65メートルの電波望遠鏡の輪郭が明らかとなった。その姿はまるで、宇宙の奥深くから届くわずかな音を聞こうとする大きな耳のようだ。 同望遠鏡の主反射鏡は口径65メートル、バスケットコート8枚分に相当する。この「巨大な耳」は、宇宙から来る微弱な電波信号もキャッチすることができる。人民日報海外版が18日に報じた。