2012年04月16日-04月20日
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AP1000型原子炉の主ポンプ、耐久試験に合格

2012年04月18日

 国家核電技術公司は17日、建設中の加圧水型原子炉(AP1000型炉)、浙江省三門原子力発電所1号ユニットの主ポンプが16日、米国での最終耐久試験に合格したことを明らかにした。これにより、第3世代原子炉における最大の技術的難題が解決したこととなる。2台の主ポンプは来月中国に輸送され、1号ユニットは来年末に発電を開始する予定。新華社が18日に報じた。

 中国国家核電技術公司の王炳華董事長は「主ポンプはAP1000型炉における最大の技術的難点であり、耐久試験の終了は、AP1000型炉の最後の主要設備開発が成功したことを意味する。これは中米最大のエネルギー協力プロジェクトであるAP1000型炉の建設、および原発技術の国際市場への普及にとって重大な意義を持つ」と述べたほか、「浙江省三門と山東省海陽で建設中の4基のAP1000型炉の工事は順調に進んでいる。2台の主ポンプが来月届けば、三門原発1号ユニットの来年末からの正式発電が保障される」とした。

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