解放軍総参謀部と上海市人民政府は26日、北京で「北斗産業の深化に向けた戦略協力枠組協定」を締結した。双方は上海に衛星測位システム「北斗」の応用に向けた国家級産業基地を建設し、北斗産業の軍民融合式の発展を共に推進していくとした。新華社が26日に報じた。
協定によると、双方は上海国家民用宇宙産業基地内に広さ1平方キロメートルの北斗応用産業基地を共同で建設する。双方はまた、多様化した衛星応用産業投資基金を立ち上げ、産業基地建設への社会資本の参与を呼びかける。このほか、中国初となる国家級衛星測位製品検査試験センターを上海に設立する。