2012年05月07日-05月11日
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中国 4000島の3次元可視化管理が実現

2012年05月11日

 10日に発表された「2011年度中国国土資源公報」によると、中国の海域の全島に対する調査・管理業務は急速に進展しており、これまでに4000島の3次元可視化管理が実現した。北京晨報が11日に報じた。

 同公報によると、全国的な島の地名調査業務は大きな成果を取得し、これまでに1万6914島の実地調査と名称標準化が完了したほか、1660島に名称表示を設置した。

 また、島の監視モニタリングも秩序立てて実施されており、全ての島の歴史データの処理・入力が完了し、2851島の航空機による監視モニタリングと、領海の基点となる島45島の地上監視モニタリングを実施したほか、4000島の3次元可視化管理を初歩的に実現した。

 このほか、開発を許可する無人島176島のリストを公表し、通年で4件の無人島使用権を発行、使用金2億6千万元の徴収が確定した。

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