中国開発のヒト型ロボット脚部 でこぼこ道も走行可

2012年 5月14日

 中国科学院合肥物質科学研究院が開発したヒト型ロボットの脚部システムがこのほど、科技部による専門家検収に合格した。中国はこれにより、同技術をこれまで長期的に海外技術に依存してきた局面を打開した。人民日報が14日に報じた。

 同研究院の呉仲城氏は「普通のロボットは平坦な道しか歩けず、転倒しやすいが、この脚部は斜面や凹凸のある路面でも安定した走行が可能だ」としたほか、「ヒトが様々な環境の中で自然にバランスをとりながら歩けるのは、複雑な構造と生理機能を持つ足が外部の情報を正確に感知し、中枢神経の運動制御システムにリアルタイムにフィードバックしているからだ。ヒト型ロボットの脚部システムはこのプロセスを真似ている。ロボットの脚部に設置された6つの力センサーが、外部によってもたらされるエラストマー(弾力性を有する工業用材料)の形の変化を通じて地面環境を識別することで、ロボットは地面の変化をリアルタイムに感知・識別し、地面の作用力を測量することができる」とした。 

 呉氏によると、開発された各センサーはハイダイナミックモードでの反応速度・敏感度の要求を満たしており、中国はヒト型ロボットの開発面で世界最先端技術を掌握した。同脚部システムはすでに小規模設計・加工能力を備えているという。

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