西蔵(チベット)自治区羊八井に位置する龍源電力集団の20メガワット太陽光発電所が11日、正式に発電を開始した。これにより、西蔵の新エネルギー産業発展が新たな段階に入った。人民日報が15日に報じた。
同発電所は西蔵の新エネルギー産業発展に向けた重要なモデルプロジェクトであり、西蔵で初めての大型太陽光発電所となる。
今回発電が始まった発電所は羊八井太陽光発電所の2期プロジェクトで、投資総額は4億5千万元、初年の発電量は3778万キロワット時。
同発電所は羊八井のクリーンかつ豊富な太陽エネルギー資源を十分に利用し、毎年クリーンエネルギー3700万キロワット時以上を提供する。標準石炭換算で1.2万トン分を節約できるほか、二酸化炭素3.26万トン分を削減できる。