2012年06月01日-06月01日
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国家最高科技賞受賞者の名前が小惑星名に

2012年06月05日

 国家最高科学技術賞を受賞した呉征鎰氏、王忠誠氏、孫家棟氏、師昌緒氏、王振義氏の名前がこのほど、小惑星に付けられた。国家最高科学技術賞は1999年に設置されて以来、計20人の受賞者が誕生しており、これまでに呉文俊氏、袁隆平氏、王選氏、黄昆氏、金怡濂氏、劉東生氏、王永志氏、葉篤正氏、呉孟超氏、李振声氏、閔恩澤氏、谷超豪氏ら12人の受賞者の名前が小惑星に付けられた。新華社が報じた。

 小惑星は、発見者の意思に基づき、国際組織による審査・認可を通じて世界公認の惑星名をつけることができる唯一の天体だ。小惑星の命名には厳粛性、唯一性、恒久性があることから、小惑星に自分の名が命名されることは、世界的にも大変名誉なこととされている。

 今回名づけられた小惑星は中国科学院国家天文台CCD小惑星観測プログラムチームが発見し、小惑星番号が確定したもので、国際天文学連合の認可を経て正式に命名された。

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