中国の総合海洋調査船「海洋6号」は2日、観測隊員60人余りを乗せて広州の海洋地質専用埠頭から太平洋に向けて出航した。同船は4カ月間にわたり海底鉱物の調査を行う。主な任務は(1)海山におけるコバルトリッチクラスト資源調査(2)調査エリアの環境調査・評価、および関連の科学研究(3)中国の有人潜水艇「蛟竜号」による7千メートル級潜水試験の保障任務--の3つ。写真は広州の埠頭に停泊する「海洋6号」と乗組員。人民日報海外版が報じた。