酒泉衛星発射センターの組織・手配の下、宇宙船「神舟9号」の全システムによる打上げリハーサルが12日に実施された。有人ドッキング任務を行う宇宙飛行士もリハーサルの全プロセスに参加した。リハーサルの結果、各システムの組織・指揮はスムーズに行われ、技術・設備は正確かつ正常であり、打上げの要求を満たしていることがわかった。人民日報が報じた。
今回のリハーサルは神舟9号の打上げ前に行われる初の総合リハーサルであり、任務の始動以来、最も多くのシステムが参加し、最も実戦に近い形のシュミレーションとなる。同日10時07分、発射前4時間半のカウントダウン訓練が始まった。宇宙飛行士、宇宙船、ロケット、発射場、測量制御通信などの各システムはしっかりと組織され、指揮者の命令は正確であり、技術者は熟練した操作を行った。各システム間がぴったりと協調し合い、全プロセスが整然と進められた。宇宙飛行士は息の合った協力を見せ、プロセスは正確でミスがなかった。
有人宇宙飛行プロジェクトの関係者は「4時間余りのリハーサルの中で、各システムの作業状況が十分に検証でき、目的を果たすことができた」と語る。
天宮1号と神舟9号の有人ドッキング任務を担当する各システムもすでに発射場に集結し、技術区での組立テスト、ロケット・宇宙船の機能およびインターフェースマッチング検査、音声・画像の伝送テストなどを済ませた。宇宙飛行士も相次いで飛行マニュアルの復習、身体検査、身体状態の維持などを行っている。現在、神舟9号の打上げに向けた各準備作業は順調に進められている。