天宮1号内で過ごす宇宙飛行士たちは、科学実験などの任務の合間に休憩をとり、運動を行っている。無重力状態において筋力を維持し、健康状態を保証するために、トレーニングは不可欠だ。人民日報が報じた。
女性宇宙飛行士の劉洋氏は20日、エアロバイクにまたがった。
このエアロバイクは宇宙環境での使用を考慮して特別に開発されたもので、パワーを基に負荷強度を計算する。フレームに不規則な形の炭素合金を採用することで、構造強度はそのままに、最大限に軽量化した。トレーニング効果を上げるため、個人の最大心拍数に基づきトレーニング指標を作成しており、3人の宇宙飛行士がそれぞれ異なるトレーニングメニューをこなしている。