2012年07月02日-07月06日
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気象に関する4件の国家標準が8月より実施

2012年07月06日

 中国気象局が明らかにしたところによると、気象に関する4件の国家標準(「風力等級」、「降水量等級」、「砂嵐警報」、「直近予報」)が8月1日より実施される。これまでに国家質量監督検験検疫総局と国家標準化管理委員会が認可・発表した気象に関する国家標準は35件に上る。これらの標準は、天気予報・警報サービスの規範化を促進する上で積極的な役割を果たしている。人民日報が報じた。

 新たに実施される標準のうち、「砂嵐警報」標準は、砂嵐の警報信号および警報を規定したもの。砂嵐警報信号は弱から強までの3段階で、それぞれ黄色警報、オレンジ色警報、赤色警報で表し、砂嵐の観測、予報、警報、防災・減災に向け重要な意義を持つ。

 中国気象局はこのほど、気象標準化に関する初の五カ年計画である「気象標準化第12次五カ年計画期発展計画」を制定した。同計画は、2015年までに気象国家標準の数を70件とし、気象業界の標準総数を300件とし、標準不足、品質不足の問題を基本的に解決することを掲げた。

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