長江上流、漢江上中流および淮河流域などでは7月2日より降雨が続き、一部地区では大雨から豪雨となっている。四川省、重慶市、陝西省では警戒水位を超えている河川が10本あまりに達し、5日8時には長江から三峡ダムに流れ込む水量が毎秒5万4500立方メートルに達した。この状況を受け、国家洪水干ばつ防止総指揮部は5日12時に洪水防止4級緊急対策を発動。長江中下流の水位を調節するため三峡ダムの洪水調節を実施する。人民日報が報じた。
国家洪水・干ばつ防止総指揮部は同日、第一線で地方の洪水災害救援を指導するべく、四川、重慶、陝西、江蘇、安徽に作業グループを派遣した。