中国人工知能学界が主催し、ハルビン理工大学遠東学院・上海太敬集団が協賛する第14回全国ロボット選手権「遠東理工カップ」および、第3回国際ヒューマノイドロボットオリンピックが25日、ハルビン理工大学遠東学院で開幕した。全国各地の有名大学、研究機関、企業および米国、カナダ、韓国などから約100チームが参加し、大会規模・参加チーム数共に過去最多となった。科技日報が報じた。
同オリンピックは、ヒューマノイドロボットが選手として出場し、競技を行うというもので、家庭用ロボットの発展にとって重要な意義を持つほか、人とロボットの交流、ロボットのできるだけ早い家庭普及に向け、条件を整える役割を果たしている。
今回は「ロボットを生活に取り入れる」という趣旨のもと、「友情、探求、革新、発展」というテーマが掲げられた。
計7部門・24種目の競技が予定されており、うち、アイディア部門の競技では、ロボットによるブランコ、コント、太鼓・楽器、円盤投げ、電子ピアノ演奏など、様々な技能が競われる。