国家電網・山東電力科学研究院が開発した送電線巡視用無人ヘリ「知能巡線千里眼」は26日午前、山東省寿光市内にある送電鉄塔14本および送電線5千メートルの巡視を約40分間をかけて完了した。これにより、山東省は全国に先駆けて無人ヘリコプターによる送電線の巡視を開始したこととなる。
同システムは自動検査機能を備えており、1分間の空中停止で鉄塔全体の可視光検査を完了、画像の貼り合わせにより鉄塔の全貌を再現できる。画像には鉄塔からアースにいたるまで全ての部品がカバーされ、死角ゼロを実現した。人民日報が報じた。