武広高速鉄道の運行回数が大幅増加 より便利に

2012年 8月1日

 湖北省武漢市と広東省広州市を結ぶ武広高速鉄道は1日より、運行回数をこれまでの1日33往復から50往復以上に増やした。始発駅の発車間隔は最短9分、1日あたり旅客輸送能力は8万3820人となり、まるでバスのように気軽に高速鉄道を利用できるようになった。中国新聞社が報じた。

 武漢鉄道局の余卓民局長が1日に明らかにしたところによると、武広高速鉄道は旅客数の状況にに基づき、1日より運行回数を平日(月曜から木曜)50往復、週末(金曜から日曜)59往復とし、ピーク時は最大63往復とする。始発駅の発車間隔は最短9分、最長25分となる。さらに咸寧、長沙、岳陽、韶関の各駅への停車回数を増やし、高速鉄道の「高密度化・バス化」を実現。旅客の待ち時間を減らし、ピーク時でもスムーズな移動を実現する。

 また、突発的な旅客の増加に際しては、臨時で運行回数・車両編成を増やすなどして輸送能力の拡大を図る。特に春節前後の帰省ラッシュなどの時期は、京広鉄道の武漢―広州区間でも普通列車の運行を大量に増やすなど、旅客のニーズに応える。

 運行回数の増加に伴い、武漢鉄道局は武広高速鉄道に新型高速鉄道車両「CRH2-C型」を18本投入した。新車両は牽引力が高いほか、密封性に優れ、騒音が少ない。また、内装にも以下のような設計が取り入れられ、快適さが増した。

 ・これまでの車両では、一等車のみにテレビが設置されていたが、「CRH2-C型」は全ての車両に10台ずつ液晶テレビが設置され、いつでも映像を楽しむことができる。

 ・車両間のドアが透明なガラスドアに変更された。列車の最後尾に座れば列車全体を見渡すことができるようになり、視野が広がった。

 ・車両上部にアーチ型のデザインを取り入れ、車内空間が広がった。

 ・車両両側のディスプレイが車体と一体化され、見た目が美しくなった。

 さらに、新車両の車内には旅客向けの冊子「武広高速鉄道乗車ガイド」が置かれており、「高速鉄道路線図」、「旅客乗車ガイド」、「旅客旅行ガイド」、「湖北、湖南、広東旅行ガイド」のほか、「武広高速鉄道時刻表」、武漢駅、長沙南駅、広州南駅など7つの乗換駅の「バス路線一覧」、「広州地下鉄路線一覧」などの内容が盛り込まれている。

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