2012年08月06日-08月10日
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中国、ターボプロップ機の製造大国に

2012年08月06日

 「新舟60」、「新舟600」、「新舟700」の各シリーズのターボプロップ機がシリーズ化されるに伴い、中国は10年後には世界一流のターボプロップ・リージョナル旅客機製造大国の仲間入りを果たす見込みだ。新華社が報じた。

 「新舟シリーズは中国民用機産業の発展の柱となる」と語るのは中国航空工業集団公司(中航工業)の林左鳴董事長(取締役会長)。同氏は新舟シリーズの発展見通しについて、5年後には「新舟60」、「新舟600」、「新舟700」による、ハイエンドからローエンドまでをカバーするターボプロップ・リージョナル機シリーズを形成し、世界一流のターボプロップ・リージョナル旅客機メーカーに成長すると指摘した。また、中航工業西安飛機工業(集団)有限責任公司は国内・国外の2つの市場を同時に発展させる戦略を堅持し、今後10年以内にアジア太平洋地域の販売機数でトップを、アフリカ・ラテンアメリカでも3分の1のシェアを目指すほか、さらに欧米でも飛躍を果たし、ターボプロップ・リージョナル機の世界的なサプライヤー・サービスプロバイダの仲間入りを果たすとした。

 同タイプの航空機のハイエンド市場に進出することを目標とした「新舟700」型機はすでに事前研究段階に入っている。将来的には米国連邦航空局(FAA)や欧州航空安全庁(EASA)の耐空証明を取得して欧米市場に投入され、世界の市場競争に参加する予定。

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