静止気象衛星「風雲2号F」が引渡し

2012年 8月21日

 中国気象局の鄭国光局長は20日、中国の4基目となる静止気象衛星「風雲2号F」がこのほど正式に引き渡されたことを宣言した。新華社が報じた。

 風雲2号シリーズは中国が打ち上げた初代静止気象衛星。うち、「風雲2号F」は2012年1月13日午前8時56分に西昌衛星発射センターから打ち上げられた風雲2号03シリーズの第1号衛星であり、中国にとって4基目の静止気象衛星。

 「風雲2号F」は02シリーズの成功経験を基礎とし、観測精度をより高めると共に、特定区域に対するより柔軟な高周波観測能力を備えた。設計寿命は4年。台風予報を例に取ると、特定区域に対してより緻密に観測を行うことで、台風の進路・強度予報時間を10分間早めることができ、災害警報・防災減災のために貴重な時間を稼ぐことができる。

 「風雲2号F」は引渡し後、風雲2号02シリーズの業務を引き継ぐ。現在運用中の風雲2号D、Eとネットワークを構築し、中国静止気象衛星の業務構造(2基が観測を行い、1基が軌道上でバックアップ)をより一層強化する。

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