国際天文学連合総会が中国で初開催

2012年 8月22日

 2008年北京オリンピックの際、フェンシング競技場として重要な役割を果たした北京国家会議センターで21日、「天文界のオリンピック」こと、国際天文学連合(IAU)第28回総会が開幕した。習近平国家副主席が開幕式に出席し、式辞を述べた。科技日報が報じた。

 習副主席は「胡錦濤主席、中国政府、中国人民を代表し、今総会の開催に対し心からの祝賀の意を表する。中国がIAU総会の開催地となったのは、1935年にIAUに加盟して以来、初めてのことだ。総会の開催は、天文界の一大祭典である」と述べ、出席した各国の天文学者らに歓迎の意を示した。

 開幕式では、米国の天文学者、チャールズ・ベネット氏およびその研究チームが、天文界の最高賞の1つであるグルーバー宇宙論賞(Gruber Cosmology Prize)を受賞した。

 このほか、英国の女性天文学者、ジョスリン・ベル・バーネル氏と南京大学の蘇定強教授がそれぞれテーマ報告を行った。

 大学院生時代に電波望遠鏡による観測で、最初のパルサーを発見した経歴を持つジョスリン氏は報告の中で、天文学と文化、最先端の望遠鏡プロジェクト、および未来の天文学などについて情熱的に語った。

 蘇教授は中国が近年建設した重要な天文設備およびその進展について紹介した。

 IAU総会は天文界で最も重要な学術・業務会議の1つであり、3年に1度行われる。2006年8月にチェコ・プラハで行われた第26回総会において、北京が第28回総会の主催権を獲得した。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます

さくらサイエンスプランウェブサイト

さくらサイエンスプランウェブサイト

 

中国関連ニュース 関連リンク

オリジナルコンテンツ

柯隆が読み解く

2014/2/18更新
「中国の歴史問題」

富坂聰が斬る!

2013/12/27更新
「中国賃金事情」

和中清の日中論壇

2014/2/3更新
「失望」に潜む米国のメッセージと日本の「積み木崩し」

田中修の中国経済分析

2014/2/7 新コーナー開設
「中央経済工作会議のポイント」

服部健治の追跡!中国動向

2014/2/27 新コーナー開設 「安倍総理の靖国神社参拝に想う(上)」

川島真の歴史と現在

気鋭の研究者が日中関係を歴史から説き起こす。幅広い視点から新しい時代の関係を探る。

科学技術トピック

New

2014/3/5更新
「赤外線カメラと簡牘資料の日中共同研究」
工藤 元男

取材リポート

New

日中関連、科学技術関連のシンポジウム・講演等を取材し、新鮮なリポートをお伝えします。

中国の法律事情

New

2014/3/7更新
「百度(バイドウ)の著作権侵害をめぐる攻防の結末」朱根全

日中交流の過去・現在・未来

日中交流のこれまでの歩みとこれから

日中の教育最前線

日中の教育現場の今をレポート

中国国家重点大学一覧

 

中国関連書籍紹介

New

2014/3/12 書評追加掲載

文化の交差点

New

2014/3/18更新
「日本における中国古代絵画」朱新林

中国実感

日本人が実感した中国をレポート

印象日本

中国が日本に滞在して感じたことをレポート

CRCC研究会

過去の講演資料、講演レポート

CRCC中国研究サロン

過去の講演資料、講演レポート

最新イベント情報

アクセス数:31043468