今年の台風、複数発生が多いのはなぜ?

2012年 8月23日

 七夕(旧暦)を前に、台風もひとりぼっちは嫌なのか、今年は2つ同時に発生するケースが多い。台風9号と10号が同時に出現したのに続き、14号と15号も共に中国沿海地域へと向かっている。今年はなぜ台風が「群れ」でやって来やすいのか?新華社が報じた。

 中央気象台首席予報員の張玲氏は「毎年7、8月は台風発生のピーク。2つの台風が同時に発生することは珍しくなく、北西太平洋ではほぼ毎年起こっている現象」と指摘、さらに「台風は熱帯収束帯又はモンスーントラフで発生する。熱帯収束帯は東西に帯状に広がっており、インド洋ベンガル湾から太平洋東部まで伸びる時もある。これほどの広範囲なので、同時にいくつものうずが発生し台風になる事もあり、発生した台風は東西に並びやすい。現在の気象分布パターンが変化しなければ、今後もさらに2つの台風が同時発生する可能性がある」とした。

 中央気象台の台風専門家・高セン柱氏は「台風のピーク期には往々にして台風が『群れを成す』現象が見られる。例えば、環境的背景が比較的安定している地域で台風が発生しやすくなった場合、発生した台風が移動した後も環境的背景が大きく変化しないため、その付近で引き続き台風が発生しやすい」とする。

 張氏は「現在のところ、台風14号の強さは15号を上回っているが、14号の強さはピークを過ぎている。今後2-3日間で西太平洋の亜熱帯高気圧が西に向かうに伴い15号が強さを増す可能性がある。今後2つの台風の強が逆転する可能性もあり、中国沿海への影響は軽視できない」と語る。

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