中国が計画中の大型太陽望遠鏡、西部で立地選定へ

2012年 8月23日

 中国は現在、設計中の大型太陽望遠鏡の立地選定を行っている。口径8メートルの同望遠鏡は、今後20年間にわたり太陽観測分野で世界をリードする地上望遠鏡となることが期待されている。新華社が報じた。

 同太陽望遠鏡計画を推進する、中国科学院・国家天文台懐柔観測基地主任のトウ元勇氏は新華社の取材に答え、「中国の太陽研究界はこのほど、中国西部で望遠鏡の立地選定を行う計画を始動させた。中国国内で天文気象条件が最も良い西部で約4年間をかけ、大型太陽望遠鏡およびその他の次世代太陽観測設備を建設するのに最適な観測場所を選ぶ予定だ」としたほか、立地は四川省、雲南省、西蔵(チベット)の一帯となる可能性が高いと明らかにした。

 トウ氏はまた、「同望遠鏡の性能は、ハワイに建設予定の米国のATSTや、欧州のESTなど、各国が計画している口径4メートルの太陽望遠鏡を上回る。このため同望遠鏡は、世界一の空間分解能と偏光測定精度を誇る太陽赤外線・光学望遠鏡となる」と述べた。

 同望遠鏡の開発・建設期間は10年間で、最初の5年間は計画設計とキーテクノロジーの研究を行い、残る5年間で建設を行うという。

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