中国航天科工集団公司第三研究院が17日に明らかにしたところによると、同院の慣性技術有限公司が開発した地滑り自動監視システムがこのほど専門家による検収に合格し、稼動を開始した。同システムは西安の驪山風景区、華清池、兵諫亭などの文化財・遺跡および、周辺の企業20カ所あまり、住宅地2カ所の住民2400人あまりの安全を保障する。中国新聞網が報じた。
西安市国土資源局の関係者は「同システムを通じ、西安市国土資源局、陝西省国土資源庁、西安市水害防止弁公室、西安市気象局および13区県による緊急時のビデオ会議が実現した。災害現場に対する専門家の監視、緊急時対応に向けた話し合いができるようになり、災害対応・救助効率が大幅に高まった」と語る。