河北省宣化古城、3500メートルの北城壁を修復へ

2012年 9月19日

 河北省宣化文物保護部門が明らかにしたところによると、宣化古城の北城壁(全長3500メートル)の修復プロジェクトがこのほど国家文物局の認可を得て、まもなく着工することとなった。宣化古城はこれまでに西城壁、南城壁の修復および大新門城台、城門楼の再建が完了しており、かつての様子がある程度復元されている。新華網が報じた。

 古城文化遺産保護センターの責任者・劉海文氏によると、宣化古城の城壁は明の洪武27年(1394年)に建設が始まった。城壁の長さは1万2120メートルで、正方形をしている。北城壁の修復プロジェクトは、「宣化古城文物保護全体計画」に基づいて行われるもので、投資総額は2億元。

 宣化古城は中国北部に今も残る古城の中でも規模が大きく、悠久の歴史を持ち、重要な地位を占める古城の1つ。明代には長城沿いに置かれた軍事要衝「九辺鎮(辺境における九つの鎮)」の筆頭であった。

 古城にはかつて7つの門があり、それぞれの門には城楼が設けられた。門の外には甕城が、その外には月城が築かれ、月城の外には堀が掘られ、つり橋がかけられた。また、城の外の4つの角には高台・懸楼が建設され、周囲には護城台が置かれ、兵士が駐屯するなど、完備された防衛体系が構築されていた。

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