ドイツ・ベルリンで9月18日から21日にかけ、鉄道技術国際見本市「InnoTrance(イノトランス)」が開催されている。中国南車は、時速500キロの高速試験列車、都市間鉄道車両「CRH6型」など、最新の鉄道製品を出展する。科技日報が報じた。
中国南車の展示ブースには、時速が500キロに達する高速試験列車、時速160-200キロの都市間鉄道車両「CRH6型」、出力14400キロワットの電気貨物機関車、ディーゼル機関車「叡竜」シリーズ、インテリジェント化された大型貨車など、最新鋭の列車のほか、すでに運行している列車などが展示されている。
中国南車は現在グローバル化を力強く推進しており、米国、英国、オーストラリア、ブラジルなどの国・地域に支社(10カ所)を置くほか、10カ国あまりに事務所・アフターサービス拠点を設け、アジア、欧州、オセアニア、南北アメリカ、中東の60カ国・地域に製品を輸出している。
今年5月、ドイツの鉄道コンサルティング企業SCI Verkehrが発表した最新の世界鉄道市場調査報告によると、2010年の世界鉄道設備新規製造分野で中国南車が1位を獲得した。