カナダの開発チームはこのほど、「マジックフィンガー」と呼ばれる装置を開発した。同装置には超小型カメラと光センサーが搭載されており、指の動きを識別・検出できる。これを指に装着するだけで、全ての物の表面がタッチパネルと化し、指を滑らせたり動かすことでパソコンを操作できるようになる。国外メディアが17日に伝えた。
同開発チームは今後「マジックフィンガー」をさらに小型化して指輪や爪、指先に単独で装着できるようにし、普段はスリープ状態で、必要なときに起動できるようにすることを目指しているという。
「マジックフィンガー」はまだコンセプトの段階だが、将来的に普及すれば、だれもが「魔法の指」の持ち主になれるかもしれない。ただし、タッチパネルを単独で使用する必要があるかどうかは謎だが。