2012年11月12日-11月16日
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珠海航空ショー、各種の航空機展示 アクロバット飛行も

2012年11月14日

 第9回中国航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)が13日、広東省珠海で開幕した。2万8200平方メートルの展示会場に、世界39カ国・地域の企業650社が航空機100機あまりを展示、国内外メディア228社の記者2000人あまりが取材に駆けつけた。人民日報が伝えた。

 同航空ショーは世界5大航空ショーの1つに数えられる。中国からは中国民航局、中国空軍、航空工業集団、航天科技集団、航天科工集団が大規模出展を行っているほか、中国兵器装備集団、新興際華集団などの兵器企業も初出展した。また、西安天偉などの民間航空会社も参加している。国外からも各航空宇宙企業がこぞって参加した。

 展示されている航空機は、戦闘機、ヘリコプター、旅客機、ビジネスジェット、多目的水陸両用機など多岐にわたり、世界先進レベルを誇る最新機種も含まれる。 

 汎用機分野では中航工業が国産航空機「新舟600」、多目的水陸両用機「海鴎300」を、中国商飛公司が地域路線用ジェット旅客機「ARJ21」を出展した。米セスナ社、ガルフストリーム社、ブラジルエンブラエル社なども主流機種を展示している。

 中国空軍は戦闘機「殲-10」「殲-8」「殲轟-7」、空中給油機「轟油-6」、早期警戒機「空警-200」、ヘリコプター「直-8」「直-9」など現役の機種のほか、往年の名機も展示。このほか、ロシア空軍の「SU-27」、パキスタン空軍の「FC-1」もお目見えした。

 また、会場では各国のアクロバット飛行チームによるすばらしいフライトパフォーマンスも実施された。

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