2012年11月26日-11月30日
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中国製の高速列車用車輪、生産開始

2012年11月30日

 中国製高速列車用車輪が29日、太原市重型機械集団の生産ラインからラインオフした。これにより、中国初の高速列車用車輪の生産ラインが、正式に稼働を開始した。これは中国高速鉄道のコア部品の国産化が、画期的な進展を実現したことを示す。人民日報が伝えた。

 中国が独自開発した鋼塊がラインに運ばれ成形されるまでの時間はわずか数分間。ラインはカッティング、フォージグロール、熱処理、機械加工、検査の5つの部分に分かれ、主要設備は世界一流技術を採用している。同ラインは世界最先端の、自動化・スマート化の程度が最も高い高速鉄道用車輪生産ラインだ。ライン全体で、年産30万枚の高品質高速鉄道用車輪の生産能力を持つ。

 中国工業・情報化部(工業・情報化省)設備工業司の関係者は「太原市重型機械集団による高速列車コア部品の国産化プロジェクトの稼働は、中国が高速列車用車輪等のレール交通設備コア部品の長期的な輸入依存という問題を解決し、中国鉄道事業の発展に対して新たな活力を注ぎ込んだ」と語った。

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