チャットアプリ「微信」 中国がネット革命を先導か

2012年 12月19日

 テンセントのチャットアプリ「微信」は、1.0版から4.3版に至るまで、アップグレードのたびに利用者に喜びをもたらしてきた。ユーザー数は2億人を突破したが、イノベーションが大きな功績を果たしたと言えるだろう。微信の海外版「WeChat」は東南アジアで流行しており、欧米にも進出している。WeChatは世界的なネット流行ツールになりつつある。国際金融報が伝えた。

 海外メディアは、「微信は、中国のネット関連商品は世界に進出できないという定説を覆し、世界アプリ市場で一定のシェアを占めている」と伝えた。

 微信は1.0版から4.3版の間に、中国から世界へと進出したが、同時に開放の道を歩み始めた。

 テンセントの張小龍高級副総裁は、「微信は業界全体に対して理想的な通信開放プラットフォームを提供する。すべての第3者は同プラットフォームを通じ、価値あるアプリをより多くのユーザーに提供できる」と語った。微信は今年5月15日に、第3者に対してAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を開放し、「会員カードのスキャン」機能を提供し、二次元バーコードを通じたO2O(オンラインツーオフライン)マーケティング方式を試みている。

 テンセントはO2Oで、「二次元バーコード+アカウント+LBS+決済+つながり」という、閉ループ式のビジネス方式を構築した。道路状況の確認、クレジットカードの管理、ホテル予約、出前、共同購入等のアプリが微信を通じて提供されている。微信ナビゲーションサイトも開設された。

 微信は完備されたプラットフォーム枠組を提供し、ユーザーの資源とつながりを開放する。この開放されたプラットフォームにおいて、創業者はより良いコンテンツ、製品、商品、サービスをユーザーに提供することに専念でき、管理やマーケティング等の問題に頭を悩ます必要はない。サーバーの安定性、帯域幅、演算能力、ユーザーのプライバシーの安全性等の問題についても、同プラットフォームに解決を委ねることが可能だ。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます

さくらサイエンスプランウェブサイト

さくらサイエンスプランウェブサイト

 

中国関連ニュース 関連リンク

オリジナルコンテンツ

柯隆が読み解く

2014/2/18更新
「中国の歴史問題」

富坂聰が斬る!

2013/12/27更新
「中国賃金事情」

和中清の日中論壇

2014/2/3更新
「失望」に潜む米国のメッセージと日本の「積み木崩し」

田中修の中国経済分析

2014/2/7 新コーナー開設
「中央経済工作会議のポイント」

服部健治の追跡!中国動向

2014/2/27 新コーナー開設 「安倍総理の靖国神社参拝に想う(上)」

川島真の歴史と現在

気鋭の研究者が日中関係を歴史から説き起こす。幅広い視点から新しい時代の関係を探る。

科学技術トピック

New

2014/3/5更新
「赤外線カメラと簡牘資料の日中共同研究」
工藤 元男

取材リポート

New

日中関連、科学技術関連のシンポジウム・講演等を取材し、新鮮なリポートをお伝えします。

中国の法律事情

New

2014/3/7更新
「百度(バイドウ)の著作権侵害をめぐる攻防の結末」朱根全

日中交流の過去・現在・未来

日中交流のこれまでの歩みとこれから

日中の教育最前線

日中の教育現場の今をレポート

中国国家重点大学一覧

 

中国関連書籍紹介

New

2014/3/12 書評追加掲載

文化の交差点

New

2014/3/18更新
「日本における中国古代絵画」朱新林

中国実感

日本人が実感した中国をレポート

印象日本

中国が日本に滞在して感じたことをレポート

CRCC研究会

過去の講演資料、講演レポート

CRCC中国研究サロン

過去の講演資料、講演レポート

最新イベント情報

アクセス数:31043468