科技日報が主催、隆力奇生物科技股フェン公司が共催し、両院(中国科学院・中国工程院)の一部院士、中央の主要ニュースメディアの責任者、科学技術宣伝部門の責任者およびニュースサイト編集長らが選ぶ2012年国内・国際10大科学技術ニュースがこのほど北京で発表された。事前に行われたネット投票で選ばれた候補に対し、専門家が投票を行い確定した。人民日報が伝えた。
2012年国内10大科技ニュースは以下の通り。
(1)世界初のE型肝炎ワクチンの販売が認可
(2)ペタフロップス級スーパーコンピュータシステム「神威藍光」が使用開始
(3)大亜湾実験で新たなニュートリノ振動を観測
(4)宇宙船「神舟9号」とドッキング目標機「天宮1号」が初の有人ドッキングに成功
(5)有人潜水艇「蛟竜号」、7千メートル級の潜水記録を達成
(6)上海交通大学がアルテミシニンの高効率合成に成功
(7)中国初の空母「遼寧艦」が就役、戦闘機殲-15が空母の発着艦に成功
(8)第16基目の衛星打ち上げにより、中国の衛星測位システム「北斗」がアジア太平洋地域をカバー
(9)中国共産党第18回全国代表大会にて、イノベーション駆動発展戦略の実施が提起される
(10)遺伝子組み換え米「黄金米」が湖南省の小学校給食に出された事件で、科学研究倫理が問題に
2012年国際10大科技ニュースは以下の通り。
(1)世界初、原子X線レーザーが誕生
(2)大亜湾実験で新たなニュートリノ振動を観測
(3)極小の量子無線局が開発
(4)XNAという合成化合物でDNAの機能を実現
(5)脳波を読み取り、思考のみで制御できるロボットが登場
(6)CERNが神の粒子「ヒッグス粒子」とみられる粒子を観測
(7)世界初、エイズ予防薬が米国で承認
(8)米国のシェールガス開発、世界エネルギー構造の変化をけん引
(9)DNA 高密度記録の新記録達成
(10)簡単な認知能力を持つ人工頭脳がカナダで開発