2013年02月25日-02月28日
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中日韓の通信大手 NFCローミングサービスを提供

2013年02月27日

 海外メディアの報道によると、NTTドコモ、中国移動(チャイナ・モバイル)、韓国大手通信キャリア・KTはこのほど、3社が携帯電話およびサービスに関する一連の提携条件で合意に至ったと表明した。これはNFC(近距離通信)機能が搭載された携帯電話による、国境を越えた決済・チケット購入・クーポンの収集と使用の実現を目的とするものだ。「飛象網」が伝えた。

 3社はGSMAおよびNFCフォーラムが制定した国際基準を採用し、メーカー側が製造した携帯電話の条件に対応すると同時に、モバイルネットの通信事業者、アジアでNFC通信サービスの展開を希望する企業にサービスを提供する。

 業界各社は2011年1月より、NFCローミングサービスの展開を模索してきた。そのうちNTTドコモとKTは2012年10月に、国際決済サービスを提供する計画を発表した。上述した3社は現在、自社の事業推進による成果を、世界各地の業界協会および基準制定組織と共有し、「世界的なNFCの包括的サービスのビジネス環境形成」を推進する。

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