2013年03月04日-03月08日
トップ  > 科学技術ニュース>  2013年03月04日-03月08日 >  睡眠不足が一週間続くと体重が約1キロ増?

睡眠不足が一週間続くと体重が約1キロ増?

2013年03月14日

 米国の研究者は、睡眠不足の成人の多くは、大量のお菓子を食べていると指摘する。このため、一週間の睡眠不足で、体重が2ポンド(約0.9キロ)増加するというのだ。台湾のウェブサイト・中廣新聞網の12日の報道を引用し、中国新聞網が伝えた。

 コロラド大学ボルダー校のライト教授は、被験者の睡眠時間を5時間のみに設定した。その結果、睡眠時間を制限されたこれらの被験者は朝食を余り食べないが、炭水化物を多く含むお菓子を一日中口にした。特に夕食後にお菓子を多く食べる傾向があった。一週間で、被験者の体重は平均2ポンド増加した。

 被験者は睡眠時間の制限を解かれると、体重が徐々に元通りになった。ライト教授は、「十分な睡眠によりダイエット効果が得られるわけではないが、睡眠不足は食物の摂取を促し、体重増加を招く。ダイエットを試みる人は、睡眠時間に注意すべきだ」と提案した。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます