中国移動（チャイナ・モバイル）開発者社区の公式サイトはこのほど、「中国移動、中国聯通（チャイナ・ユニコム）、中国電信（チャイナ・テレコム）の3大通信事業者は、5月17日に共通のソフトウェア開発キット（SDK）を発表し、3大通信事業者のアプリストアの統一的な決済を実現する」と発表した。開発者は今後、某通信事業者の携帯電話向けのアプリを開発した場合も、その他の2社のプラットフォーム上で同時に公開できる。ユーザーはどの通信事業者の携帯電話番号を使用していても、支払いとダウンロードが可能になる。北京日報が伝えた。
あるインターネット業界の関係者は、「携帯用アプリを購入する際に、すべての携帯電話番号を使用できる。これは通信事業者のアプリストアの魅力を高め、通信事業者を料金徴収型から積極的な参与に向かわせる。これは通信事業者が、IT企業や端末メーカーから、アプリ市場の発言権を争奪するための取り組みだ」と語った。