2013年全国科学技術活動ウィークおよび北京科学技術ウィークが今週末に開幕する。宇宙船のモジュールや有人潜水調査船「蛟竜号」の模型など、ハイテク成果の数々が展示される。北京日報が伝えた。
北京の全国農業展覧館新館では19日から25日にかけ、科学技術ウィークの博覧会が開催される。会場は8パートに分かれ、450件あまりの科学技術成果・プロジェクトが展示される。
会場では、有人潜水調査船「蛟竜号」の実物大模型や、科学調査員が海底で撮影した動画などが展示され、まるで水深7千メートルの真っ暗な海底で、発光する生物を観察しているような気分になれる。有人宇宙飛行コーナーでは、本物の無重力を体験することはできないが、美しい地球を眺め、宇宙飛行士の宇宙での生活を知ることができる。
このほか、日常生活と密接な関係を持つ科学技術も展示の目玉だ。「科学技術で生活をよりすばらしく」と題されたエリアでは、衣・食・住・交通・ツールの5テーマに分け、科学技術がいかに生活水準を向上しているかを紹介している。ウィンドウ式のフレッシュエアシステム、高温蒸気洗浄機、3Dディスプレイ、新エネルギー車、立ち乗り型の電動二輪車、八輪駆動水陸両用オフロードカー、3Dプリンタなどの科学技術は、インテリジェント化、ヒューマニゼーションが進んだ未来の生活を体現している。
科学技術ウィーク期間中、北京市は国家級・北京市級の重点実験室と工学技術センター562カ所を動員し、総額166億元の科学技術資源を一般開放する。北京大学、清華大学、北京工業大学、中国人民大学附属中学は、初めてハイエンド実験室を展示する。