調査会社IDCは15日に報告書を発表し、今年の世界のIT支出は前年比4.6%増の2兆600億ドルに達する見込みで、増加幅は2012年の5.6%を下回ると予測した。IDCは、「ユーザーの消費対象がモバイル端末に移行するにつれ、世界のPC出荷量は引き続き低下するだろう」と指摘した。新京報が伝えた。
IDCはまた、「米国経済の不確実性、欧州の債務危機、および中国のGDP成長率鈍化により、多くのIT企業は第1四半期の販売目標を達成できなかった。こうした状況下、最も大きな影響を受けたのがDELLとHPだ。一方、アップル、サムスン、レノボなど、タブレットPCやスマートフォンを有するメーカーはこれにより利益を得るだろう」とした。