2013年05月20日-05月24日
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ウェアラブル端末、2016年には市場規模が60億ドルに

2013年05月20日

 グーグル、アップル、サムスンなどの大手がウェアラブル(身につけられる)コンピュータを積極的に開発しており、アプリ開発者も同市場の潜在力に狙いをさだめている。済南日報が伝えた。

 アップルとサムスンが腕時計型スマートフォンの開発で競合する中、グーグルのメガネ型端末・グーグルグラスの一般発売の日が迫っている。英市場調査会社IMSリサーチは、「ウェアラブル・コンピュータの市場は、2016年までに60億ドルの規模に達する」と予想した。チャンスをいち早くつかむため、すでに攻勢をかけている企業もある。カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を構えるクラウドノートアプリ開発企業・エバーノート社では、20数人のエンジニアが腕時計型端末・心拍数計測機器・グーグルグラス向けのアプリ開発を進めている。

 米市場調査会社Juniperリサーチは、「ネット接続が可能なウェアラブル端末の販売量は、2017年に7000万台に達し、今年の1500万台を大幅に上回るだろう」と予想した。

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