国防科技大学、学生が災害救助用の小型無人機を開発

2013年05月20日

　国防科学技術大学の学生である周易さん、李暁華さんらはこのほど、地震発生後の瓦礫の山から救助対象を効果的に見つけ出すことができる偵察機「ダクテッドファン機」を独自に開発した。この「空の哨兵」は、第10回湖南省大学生課外学術科学技術作品コンテスト「チャレンジカップ」で特等賞を受賞した。科技日報が伝えた。

　同小型機は垂直離着陸機で、震災・火事などの災害現場、高層ビルが林立する市街地、戦場などの特殊環境における特殊任務の遂行に適している。設備・人員の安全を保証するほか、高い任務遂行能力を持ち、短時間内に生命反応を突き止め、軽量物資を指定地域に輸送できる。