マイクロソフトは開発者向け会議BUILD 2013でWindows 8.1のプレビュー版を公開したが、これは最終バージョンにはならなかった。しかしWindows 8のユーザーはこの最新版をインストールし、新機能を体験できる。米ビジネス・インサイダーの6月26日の記事を引用し、環球網が伝えた。
Windows 8.1はWindows 8の不足を補い、新機能を追加した。そのうち15の重要な変化についてまとめてみた。
1、デスクトップに直結
デスクトップで右クリックするかツールボックスを開くと、隠された選択肢が表示され、「スタート時に開始画面ではなく、デスクトップを開く」が選択できる。パソコンを立ち上げた際に、伝統的なデスクトップの画面を直接開くことが可能だ。
2、アプリ自動更新
Windowsストアで購入したアプリは、新バージョンを見つけた際に自動更新を行い、どのアプリの更新が必要かについて注意を促さなくなった。マイクロソフトの広報担当者は、更新の際により多くの権限が必要になった場合、権限の付与も自動的に更新されるため、マイクロソフトのプライバシーの規定に違反すると語った。すべてはWindows 8.1の最終版によって決まる。
3、新たなストリーミング配信サービス
マイクロソフトのXbox Musicは当初、PandoraではなくSpotifyの方に近く、音楽を聴くのではなく音楽の購入を手伝うサービスだった。マイクロソフトは現在新しいストリーミング配信サービスを追加し、音楽の分類を可能としたため、Pandoraやアップルの新しいiTunesに近づいた。
4、便利な検索機能
検索機能はWindows 8の弱点だった。マイクロソフトは以前スクリーンの右端にシステムメニューの「チャーム」を設けていたが、これには検索機能が含まれていた。Windows 8.1のチャームは、サイト、ファイル、音楽、新アプリの検索を提供する。
5、スクリーン別の処理
Windows 8.1は現在、スクリーン別に4つのアプリケーションプログラムを処理できる。並べ方は端末の大きさによって決まり、スクリーンが比較的大きな場合は一つのウインドウですべてを表示できるが、小さな場合は二つのウインドウで表示することになる。
6、便利なブックマーク機能
Windows 8のすべてのアプリは、閲覧の途中でブックマークを追加でき、後日その続きを読むことができる。
7、ジェスチャーでページをめくる
マイクロソフトはWindows 8に、新たなネットワークドライバの機能を追加したが、Food & Drinkがその一例だ。料理中の場合、スクリーンの前でジェスチャーをすればレシピをめくることが可能で、油の着いた手でタッチする必要はない。
8、フィットネスをサポート
Windows 8.1にはHealth & Fitnessという新たな機能があり、フィットネスの日記やカロリー計算などができる。
9、人気ゲームが遊べる
Windowsストアには、Windows 8でしか遊べないゲームが数多くある。
11、ロック画面がデジタルフォトフレームに
ロック画面に、パソコンに保存されている写真やスカイドライブの写真が表示される。写真は自分のニーズに基づき選択できる。
11、壁紙のカスタマイズ
Windows 8.1はさまざまな壁紙とカラーを選択できる。自ら新しい組み合わせを試すことも、設定済みのモジュールを用いることもできる。
12、ミラキャストをサポート
ミラキャストはブルートゥースの代わりになり、その他の機器とのスムーズな無線通信を実現する。
13、3Dプリンタをサポート
Windows 8.1は家庭用3Dプリンタをサポートできるようになった。
14、「シャットダウン」の位置に変化が
Windows 8.1では、「スタート」ボタンが「Peek」ボタンになった。「Peek」ボタンを押すと、「スタート」リストに切り替えることができる。右クリックすると、隠された選択肢が表示されるが、その中には「シャットダウン」ボタンがある。