2013年07月22日-07月26日
トップ  > 科学技術ニュース>  2013年07月22日-07月26日 >  蛟竜号 緊急時脱出訓練を実施

蛟竜号 緊急時脱出訓練を実施

2013年07月24日

 有人深海潜水艇「蛟竜号」水上サポート部門の作業員は7月23日、蛟竜号の母船「向陽紅09号」の後部甲板で、Aフレーム・クレーンの演習を実施した。新華社が伝えた。

 蛟竜号の安全保障システムは、世界トップ水準に達している。緊急事態が発生した場合、潜水士はコントロールパネルのボタンを押すことで、バッテリー、サンプル採集ケースを切り離し、捨てることが可能だ。ロボットアームがからまった場合、蛟竜号はこの腕を切り離すことができる。最悪な状況は、海底の泥にはまることだ。その場合、蛟竜号の警報システムが、ブイを海面に向け発射する。これを見た母船の作業員はすぐさま現場に駆けつけ、潜水士全員を救助する。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます