携帯電話ウイルス　情報窃盗・使用料引き落とし系が最多

2013年08月01日

　テンセント・モバイルセキュリティ実験室は7月30日に、「2013年上半期携帯電話セキュリティ報告書」を発表した。同報告書によると、上位10種の携帯電話ウイルスに感染したユーザーは、796万4000人に達した。うち、プライバシー情報の窃盗、使用料の不正な引き落としなどに関するウイルスが特に猛威を振るった。新京報が伝えた。

　同報告書によると、システムに初期インストールされているソフト、携帯用ゲーム、観光・ショッピング、SNS、ECなどのソフトが、携帯ウイルスの主な攻撃対象になった。そのうち上位10種の携帯電話ウイルスに感染したユーザーは、796万4000人に達した。

　感染者数が多かった上位10種のウイルスのうち、プライバシー情報を盗むウイルスが4位を占めた（それぞれ67万6000人、63万9000人、57万5000人、52万4000人）ほか、使用料の不正な引き落としに関するウイルスが30％を占めた。