2013年11月11日-11月15日
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第4世代原子炉の建設に宇宙用材料を応用へ

2013年11月22日

 宇宙材料技術研究所・宇宙用炭素材産業化基地の重点プロジェクト「高温ガス冷却炉停止システム用の黒鉛吸収球生産ライン」がこのほど、山東省徳州市で完成し、稼動が始まった。同生産ラインは、中性子を吸収する炭化ホウ素を含む黒鉛球を年8000万個生産し、世界初の第4世代原子炉システムである20万キロワット級高温ガス冷却炉のニーズを満たすほか、重要材料分野の面から、中国の第4世代原子炉建設と商業普及を推進・保障する。人民日報が伝えた。
 同研究所はこれまでに、清華大学原子力エネルギー・新エネルギー技術研究院の委託を受け、2年間をかけて黒鉛球プロジェクトの技術開発およびパイロット試験を完了した。中国航天科技集団第一研究院に属する同研究所は、中国の宇宙システム材料技術分野における中心的な研究所となっている。

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