嫦娥3号 8台の科学機器で3大科学任務を遂行

2013年 12月17日

 中国科学院月・深宇宙探査総体部副主任の鄒永廖氏は、中国国務院新聞弁公室が本日開いた記者会見において、「嫦娥3号は8台の科学機器を搭載しているが、本日午前9時半現在、すでに5台が作業を開始している」と語った。科技日報が伝えた。
 鄒氏は、「嫦娥3号の着陸機と月面ローバーにはそれぞれ4台の科学機器が搭載されており、主に3大科学任務を遂行する。一つ目は地形および地質構造の探査と研究、二つ目は月の物質成分および役立つ資源の探査・研究、三つ目は着陸機の望遠鏡を利用した月からの天体観測および地球のプラズマ圏の観測だ」と説明した。
 鄒氏は、「月面着陸の過程において、着陸機の降下カメラは降下中の撮影を完了し、高度約3キロの月面写真を撮影した。15日には着陸機の地形カメラが稼働し、月面ローバーの写真を撮影した。月面ローバーのパノラマカメラも稼働を開始し、着陸機の撮影を完了した。月面ローバーの月探査レーダーは、月面の浅層構造に含まれる科学情報を収集しており、高い効果を示している。本日午前9時半頃、着陸機の光学望遠鏡が稼働し、質の高い画像が得られている」と述べた。
 残りの3台の科学機器には、着陸機に搭載されている地球プラズマ圏の画像を撮影する極紫外カメラ、月面ローバーに搭載されている探査地点の主要元素を獲得するためのアルファ粒子X線分光計、鉱物成分を収集するための赤外線画像分光計が含まれる。これらの科学機器は、今後の探査において作業を開始する。
 鄒氏は、「中国国家国防科技工業局は嫦娥シリーズ衛星の科学データ発表政策を制定した。嫦娥1号・2号の科学データはすでに全世界に公開されており、誰でもネット上で直接ダウンロードできる」と語った。


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