2014年05月01日-05月02日
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南開大学の学生、複数の連絡先を自動登録する携帯アプリを開発

2014年05月05日

スマートフォンが普及した今日、知り合った人の携帯電話の番号を登録することが当たり前になった。しかし知り合いの数が増えると、この登録が面倒になる。南開大学コンピュータ科学・制御工学学院の3年生の陸苗さんと同級生は、SNSアプリ「快圏」を開発した。このapkファイルをインストールすれば、どれほど多くの電話番号も一瞬にして入力できるようになる。科技日報が伝えた。
 記者は南開大学を取材し、このアプリを体験した。陸さんは携帯電話のブルートゥースにより、記者の携帯に容量わずか300kbの同アプリを伝送した。登録手続きを終えると、記者は陸さんの友人グループへの招待を受けた。認証コードを入力すると、現場の同じく招待を受けた10数人の学生の氏名と携帯電話番号が、すべて携帯電話の画面に表示された。陸さんの説明に基づき、「アドレス帳登録に同意」をタップすると、この10数人の学生の氏名と電話番号の情報がすべて保存された。この全過程が、一瞬にして完了した。
 陸さんは同アプリを開発した理由について、「大学1年生の時に多くのサークルに入ったが、手動で連絡先を登録するだけで、二日間の夜の時間を費やした。この経験により、自動で連絡先を登録してくれるアプリを開発しようと思い立った」と語った。
 同アプリの開発成功により、陸さんのチームは励ましを得た。陸さんは連絡先登録の自動化の程度を高め、同アプリの情報安全性を強化することを検討している。

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