清華大学とハーバード大学は北京でこのほど、低炭素発展の市場メカニズムに関するシンポジウムを開催した。参加者は低炭素発展の過程における公共政策と市場メカニズムの相互作用などの話題を巡り、議論を掘り下げた。人民日報が伝えた。
同シンポジウムでは「炭素排出削減の市場メカニズム」、「低炭素技術革新の奨励策」などのテーマについて議論された。出席した専門家は、「現在の大気汚染や温暖化などの一連の問題が、人類の持続可能な発展を制約している。環境・エネルギー問題の根本的な解決は、持続可能な低炭素発展にかかっている。低炭素発展の未来は、技術革新、効果的な公共政策、整った市場メカニズムの相互作用を必要とする」との見方を示した。