中国航天科工集団公司第二研究院が13日に発表した情報によると、同研究院の第23研究所が研究を担当する重要装置、100MeV大パワー陽子サイクロトロンが、このほど稼働に成功した。同装置の開発は、国内関連分野の数多くの空白を埋め、中国は世界少数の次世代加速器所有国となった。科技日報が伝えた。
同装置は国家重点科学技術プロジェクトの重要な実験装置だ。サイクロトロンは科学研究の重要なプラットフォームで、中性子物理学、放射線データの測定、陽子照射効果、原子力エネルギー技術の開発、同位元素の生成、核医学(がんの早期診断など)に幅広く活用されている。