中国海洋石油総公司が発表した情報によると、深海石油堀削プラットフォーム「海洋石油981」が8月中旬、南中国海北部の深海エリア「陵水17−2−1井」での試験により、大量の油・ガスを掘削した。陵水17−2は大型油ガス田と見られ、中国が領海内で独自に実施した深海エリア堀削の初の重大発見となった。人民日報が伝えた。
今回の試験は、同プラットフォームが建設されてから初の試験的作業で、同社が保有するガス田の試験としては最多の日産量を記録した。この試験の成功は、陵水17−2プロジェクトの3つの「初」を記録した。同社は独自の深海エリア堀削で初めて大量のガス・石油を獲得した。同プラットフォームは初めて深海エリアでの試験に成功した。同社が独自開発した深海モジュール化試験装置が初めて運用に成功した。