中国航天科技工業集団公司第二研究院第23研究所と中国科学技術部(省)はこのほど、中国とミャンマーにとって初となる国家級共同実験室「レーダー・衛星通信国家共同実験室」プロジェクトの任務契約書に調印した。人民日報が伝えた。
同実験室は、中国―ASEAN科学技術パートナー計画の枠組み内の重要な取り組みの一つで、両国の科学技術省が中心になって設立する。高水準の共同実験室の建設を通じ、ASEAN諸国との長期的・安定的な協力関係を構築し、ミャンマーとの同分野の協力の深化を促すことを目的とする。
同実験室の設立を担当する中国側の企業については、中国科学技術部国際協力司が選考を担当した。国内からは清華大学、ハルビン工業大学などの11機関から応募があった。第23研究所はレーダー・衛星通信の技術力により、同実験室の設立を担当する中国側の部門になった。