2015年02月02日-02月06日
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中国が独自の2次元コード「竜貝コード」を開発

2015年02月03日

 北京竜貝情報技術有限公司10数年間の取り組みを経て、新たな数学的方法と情報技術を採用した、中国初の完全な知的財産権を持つマトリックス型2次元コード「竜貝コード」技術を開発した。竜貝コードは海外のその他の2次元コードと根本的に異なり、性能面でも優れており、その技術は世界トップ水準に達している。人民日報が伝えた。
 竜貝コードの先進性と最大の長所は、高い安全性にある。解読される確率は非常に低く、統計学上は「0%」とされている。また、圧縮保存能力が高く、単位当たりの記録容量が大きい。単位当たりの記録容量は日本のQRコードの4倍、米国のDMコードの5倍に達する。さらに、高い誤り訂正機能を持つ。海外の2次元コードの誤り訂正レベルは高くても25−30%だが、竜貝コードは60%以上に達する。また竜貝コードは世界で唯一変形可能な2次元コードだ。
 これまで2次元コードに関する国際発明特許権を保有していた国は、米国と日本のみだった。竜貝コードの発明は、中国の2次元コード技術の空白を埋めたほか、中国のモノのインターネット産業の長期的な発展に向けて、新たな信頼可能な技術的基礎を構築した。

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