付近の充電ポールをスムーズに見つけられることは、電気自動車(EV)を普及させる上で、解決が待たれる問題だ。北京市科学技術委員会の関係者によると、「易充網」と呼ばれる充電ポールの電子地図が2月より正式にリリースされることになった。市民は公共充電ポールの位置情報を、リアルタイムで調べられるようになる。科技日報が伝えた。
この関係者によると、北京市で現在使用されているEVは約1万台あり、現在も増加中だ。全市には現時点で1200の団地に1600の充電ポールが設置されており、最多の団地で7つの充電ポールが設置されている。公共充電ポールが提供されているエリアは全市で188カ所あり、計1425の充電ポールが設置されている(うち70%は五環路内)。充電ポールの多くは高速道路のサービスエリア、ビジネスエリアの駐車場、ディーラーの駐車場、オフィスビルの駐車場などに設置されている。
全市の1425の充電ポールは、「易充網」で「充電地図」を形成する。市民は「地図」をクリックするだけで、どの充電ポールが現在使われているか、現在空いているかを調べることができる。市民はさらに、空いている充電ポールに予約を入れることができる。