色付きの小麦と馬鈴薯、中国の大学が栽培に成功

2015年02月09日

　西北農林科技大学の研究チームは長年の取り組みの結果、様々な色をした小麦と馬鈴薯の栽培に成功した。これらを加工した天然色のパン、乾麺、ケーキなどもすでに生産されている。同技術は、同校が独自の知的財産権を有する。栽培に成功したのは、「秦黒2号」などの色付き小麦、および「バラシリーズ」の色付き馬鈴薯。これらの新品種は高生産量・高栄養値を同時に実現した。その抗酸化成分の含有量は一般的な品種の5−10倍に相当し、花青素の含有量はブルーベリーとほぼ同水準で、独特な栄養価を持つ。その生産量は一般的な品種を30％上回る。人民日報が伝えた。