中国中車株式有限公司傘下の大連機車車両有限公司(以下、同社)は6月30日午前、ケニアに初めて輸出される機関車の交付式を開いた。中国新聞社が伝えた。
同社によると、今回ラインオフした機関車の供給契約は今年の年初に締結された。同社はケニアから、13両の内燃機関車の受注を獲得した。ケニアは同社にとってアフリカで8カ国目の輸出先。
この機関車は東風4D型機関車をベースとし、現地の運行環境に基づき設計と改良を行った。最高運行時速は100キロで、モンバサ-ナイロビ間の鉄道の建設に貢献する。
中国交通建設株式有限公司が元請けとなり、中国路橋工程有限責任公司が建設を担当する同鉄道は、ケニア独立以来、初めて建設される鉄道で、東アフリカ最大の港であるモンバサと首都ナイロビを結ぶ。