2015年07月06日-07月10日
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中国最先端のヘリ、4−5年内にプロトタイプ機を公開へ

2015年07月09日

 中航直昇機(ヘリコプター)有限責任公司が主催し、中航工業直昇機研究開発センター、中航匯盈(北京)展覧有限公司が具体的な運営を担当した第1回「未来ヘリコンクール」が、7月8日に北京市で開幕した。授賞式は、9月上旬に開かれる第3回中国天津国際ヘリ博覧会の会期中に実施される。環球時報が伝えた。
 2年前の第2回中国天津国際ヘリ博覧会において、中国のヘリ業界の最新の技術的進展を示すニューコンセプト高速無人ヘリ「絶影8」の模型が初公開された。グレーの同機は杼(シャトル)のような形をしており、テイルローターを持たない。上部には一対のプロペラを搭載。その独特なデザインにより、多くの航空機マニアから注目された。
 現場で発表された情報によると、同機はすでに風洞などの試験を実施しており、4−5年内にプロトタイプ機が公開され、検証や試験飛行を実施する予定だ。

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